Mori Kazuhiko 森 和彦


壺付き器台 Vessel stand with jar   銅鼓  Dong son drum

森 和彦 ( もり かずひこ )
1969年 備前市伊部に生まれます。
1992年 武蔵野美術大学彫刻科を卒業後、 備前窯元六姓の森家の系譜のもと備前陶芸家として活動されています。

「蛙声」

土の中から生まれる、太陽。
蛙が春を告げる。
それは何?
南の人の音楽の呪具・楽器。
大きいおおきい、
楽しいたのしい。

「呪の思想 神と人との間」白石静+梅原猛 著より

古代中国の「四蛙銅鼓」を本歌(母型)として、古代吉備の文様を合わせました
春を祝う祭祀をイメージしています

銅鼓は巫女の褒賞である子安貝の貯貝器としての役割もあります
それは、春の音を響かせます

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