梶浦徳雄 Kajiura Norio


ma-赤い空間 – (2020)


梶浦徳雄

梶浦徳雄 (かじうら のりお)
1951年 岡山に生まれます。
1970年 東京芸術大学入学の後1980年代の 国立ウイーン美術大学彫刻科留学を経てオーストリア、ウイーン市に居住し美術家として活動を続けてきました。
ma-赤い空間- (2020)  
 この作品は家屋をイメージしています。そして題名にもあります「間」とは空間の概念であり、日本の古くからの寸法の単位でもあります。
 また、赤い色は日本人にとっての祈りの色であり、このように間をきれいに取る手法も欧米の近現代の芸術家たちが好んで取り入れた日本的なものと言えるでしょう。
 永年にわたりヨーロッパで活躍されてきた梶浦さんにとって、最も和風といってもよい禅寺のお庭での作品展示は、その洗練された美意識と調和して素晴らしい「間」となりました。

ma-赤い空間 – (2020)

タイトルとURLをコピーしました