小石原 剛 Koishihara Tsuyoshi
小石原剛
小石原剛 (こいしはら つよし)
1963年 山口県に生まれます。
岡山大学教育学部大学院を卒業の後、現代美術作家として活動を続けています。
小石原さんの作品はコンセプチュアルアート・概念芸術と呼ばれるもので、少し難解です。制作アイデアまたは理念が重要で、その制作過程に、あまり意味は無いとされます。
本作品のアイデアとは曹源寺の造営を担当した 津田永忠 (つだながただ)そして、それまでに彼が行った後楽園、百間川、新田開発の各事業に共通する水の制御であると言う視点です。曹源の池をはじめ各所に配置された池と水路が津田永忠の仕事を象徴していることをこの作品は可視化しようとしています。
芸術作品からの刺激はすべて頭の中で起きています、庭の散策とともに是非「思考の散策」もお楽しみください。